1月28日の日記

ども
ホンダです。

本日はMOVEFACTORYにて3回目の稽古。
といっても、前述されてるように本番前の役者さんがたくさんいるので、
今日もかなりの少人数での稽古になる予定でした。
が、
続々と当日NG。orz
よって集まったのは役者3名と演出1名ぽっきり…


なーんもすることないやん、てこともなく。
池上さんと私と主人公(有馬)のシーンを、
丁稚どんが代役をすることで何とか。
あと、新しく追加された台本の丁稚どんのシーンを少しだけ。



池上さんごめんなさい…



本日は、こんな状況なのにゲストあり。
オリゴには旗揚げ当時から関わっていただいております銃器指導の森さんが
来てくださいました。
森さんは初期オリゴでは何度か舞台上にも立っていただいております。
セリフないけど恐ろしく凄みのあるスナイパー役とか。



多羅尾伴内と言えば「拳銃」をモチーフに使用することが多いのですが
拳銃って扱い方知らないで芝居に使うと、
座長曰く「嘘臭い」らしいのです。
私は詳しくないのでよくわからないのですが。


構え方捌き方、利き目がどちらかとか、実践での体の使い方とか。
決して実生活には役立たないことであっても、
知らないことを覚えるって面白いなぁと思います。
森さんは、それらを根拠をもって丁寧に教えてくださいます。


本当は男子が主に使用するので、もう少し稽古が進んでから来ていただいたほうが
よかったかもしれませんが、
岩橋がどうしても森さんに会いたかったので、
来てもらいました。


どうでもいい話ですが、むかーし、森さんに拳銃の使い方を教わる一環で
連れて行ったもらったサバゲ場ですごく印象に残っているシーンがあります。
大きなサバイバルゲーム場で、二手に分かれてゲームをしていました。
2、3階をぶち抜いた高さもかなりある広いところです。
私は中盤位のところで隠れていたら、ふと視線を感じました。
思わず振り向いて顔をあげると、上からライフルで私を狙っている森さん。
目が合った瞬間に、ニヤリと口の端だけで笑い引き金を引きました。
見事命中し、私はゲームオーバー。その間わずか5秒。
危機的状況の時ってスローモーションで記憶に残るのですね。
見えないはずのBB弾まで見えた気がしました。
面白い体験でした。


で、そんな森さんが持ってきてくださったモデルガンを女子3人がきゃっきゃっ言いながら
触らせてもらいました。
ちょっとテンションあがるんだよね…
指導の成果がどのように舞台上に出るのでしょうか。
うふふ、楽しみ。


拳銃を使う芝居や映画は結構好きなんですよ。
かっこいいもんね。
リベリオンガンカタよかったよね??
ガンカタカンダタと言って笑われたYO?


それはさておき、芸大生って縦横のつながりすごく大切にしますよね。
一般大学卒の私にはよくわからない連帯感をいつも感じます。
森さんが芸大卒業生と分かった瞬間に、丁稚どんはテンションあがりまくり、
目がキラッ☆としてました。
あと、不思議なのが、芸大生って自己紹介の時に学籍番号言うんですよね。
卒業して20年近くたってもサラッと。覚えてて当たり前みたいに。
それがとっても不思議。
うちの大学も学籍番号ありましたよ。
でも、そんなもんこれっぽっちも覚えてません。
縦のつながりも、横のつながりもほぼなかったので、
同じ大学卒でも盛り上がったりしませんし。

独特の感覚だなぁと思うんですが、
周りの芸大卒業生は皆それが当たり前みたい。変なの〜〜。
ほかの大学もそんな感じなんでしょうかねぇ。


すっかりおいてけぼりの私と池上さんを残して、
元芸大生たちはとても楽しそうに戯れておりました☆
楽しそうで何よりです。

オリゴ党20周年記念公演に来たれ、芸大生!!
20年後の君たちの姿がここにあるよ!